中華タブでの悩ましい事態、そしてXperia Tablet Sを買った話。

U30GTはAndroid 4.1ベースのカスタムROMを入れて便利に使っていたのだが、ちょっと使用上悩ましいケースが発生した。 本棚が溢れているので、電子書籍で買えるものはなるべく電子書籍で買いたいと思っている。とりあえず、PCでもINFOBAR A01でもAndroidタブレットでも見れるものをってことで、Kinoppy(BookWebPlus)を選んだ。これは、BookWebPlusのアカウントのみ紐づけされるので、何事も問題なく便利に使えている。 さて、Kinoppyちゃんはいいとしても、MF文庫は電子書籍方面に積極的に展開されているが、イラスト等やはり公式の「MFラノベ☆コミック」が優先されているという話を見て、「MFラノベ☆コミック」をU30GTで試してみたのだが、どうにも「怪しい」。 「MFラノベ☆コミック」がREAD_PHONE_STATEで取った何か(ANDROID_IDか?)で蔵書情報を紐づけているらしい。 CUBE U30GTは、フルマーケット化しているが、こいつはシリアルNOが「Unknown」という有様なので、READ_PHONE_STATEを要求したアプリが、この端末から何を取っているか……。 この二つの合わせ技で大変悩ましい現象を見て、すぐにアンインストールする羽目になった。 どうにも胸を張って使える状況にないのだ。「MFラノベ☆コミック」がREAD_PHONE_STATEを要求するのを止めて、2端末同期に使っているIDのみで識別するようになってくれればそれでいいのだが、すぐにそうなることを期待するのは難しい。結局こうなるとU30GTを使うのを止めるしかない。 野良でフルマーケット化したような端末はこういう時に悩ましいということが、実際に直面してみてよくわかった。NEXUS7のような海外のみで売っている端末も、こういう日本国内向けアプリでは悩ましくなりそうだ。一方でICS以降が入った10インチ級のタブレットの可能性も感じた。実際ビューワとしては実に便利だし、日頃使っているINFOBAR A01と同じようなアプリを使えるのはイイ。これはiPadにない利便性だ。 つまり、日本メーカーのタブレットに買いかえれば問題なさそうなのだ。自社製にないので断腸の思いで他社品を探すが、最近nasneを買ったので、ここはXperia Tablet Sを選ぶしかあるまい。 U30GTはCortex-A9 1.6GHz Dual + Mali-400 Quadで、Xperia Tablet Sは最大1.4GHzのTegra3なので、シングルスレッド性能で負けてもトータルでは上、またGPU的には同世代でいい勝負ができそうで問題ないなぁ……と考えて発表日に64GB版の予約を入れてしまった。 解像度は1280x800で同じ。ASUSとかAcerに1920x1200の端末があるのだが、U30GTを使った経験からすると、Cortex-A9世代であるならば1920x1200はCPU的にもGPU的にもちょっと苦しいと想像できるので、特に問題とは思わなかった。パネルはU30GTが10.1inchで、Xperia Tablet Sが9.7inchなのでちょっとだけ小さくなるが、重量差が90gほどあるので文句はない。 モノとしての質感は圧倒的にXperia Tablet Sの方が上。握ったときのブカブカした感じもないし、パネルのガラスもよい感じ。同じ16GB版でも値段が倍以上違うので当然ではあるが、こういうかっちりさを捨ててはいけないよね。(いやNew iPadもNEXUS7もかっちりしてるんだけどね……)。 あと俺的にはクレードルがヒットだった。置くだけで充電できるのはやはり便利だ。あと防滴なのも地味によい。フルサイズのSDカードが使えるのも悪くない。無線が11a/b/g/nと2.4GHz/5GHz両対応なのは実によい。 発端だった「MFラノベ☆コミック」も特に問題はなく、U30GTでは即死だったKinoppyでのページめくりのカールエフェクトも問題なしで、よい買いものだったと言えそうだ。 nasneとの組み合わせについてはまた後日書こう。

September 15, 2012 · 1 min · 33 words · nekomimist

Androidタブレットのこと。

CUBE U30GTを買ってしばらく経つが、結局電子ブックリーダーとしてしか活用していない。なぜかというと、Gmailを見たり、TwitterやFacebookをTweetDeckで見たりする限りは、U30GTよりINFOBAR A01の方が楽なのだ。保持+操作に両手が必要なU30GTに対して、INFOBAR A01は片手で保持と操作が可能なのが大きい。 10インチという画面の大きさが活きるのはWebブラウザなのだが、こっち方面はCPUの非力さを感じる。Cortex-A9 1.6GHz Dualというのは、スマホ的観点ではわりと強力だが、PC的観点ならAtom並のクソなのだ。実際SandyBridgeのVAIO S(SA)と比較するとブラウスの快適さがえらい違う。遅くていいいなら前述の理由でINFOBAR A01の方が快適なのであまり出番がない。 ただ、電子ブック、特にマンガなんかには10インチ液晶の威力を感じる。こいつがあるので、コミックやライトノベルは電子ブックでよいかも思えるようになった。実際うちの本棚は溢れはじめているしね。あとは実本と同じ時期に買えるようになるとよいのだが。

August 16, 2012 · 1 min · 10 words · nekomimist