このままでは単にFreeBSDマシンをパワフルにしただけなので、WHSが担っていたバックアップサーバ等を役割をまかせられる環境を作る。ツールはVirtualBox、そしてOSはWHS2011である。

まずはPortsからVirtualBoxを入れる。うちのFreeBSD環境にはXは入ってないので、X関連設定はばっさりカット、そのかわりVNCを有効にしておく。何事もなくインストール完了したので、次はVMの設定をする。

VBoxManageでイチから作れるのだが、面倒なのでWindows PCにVirtualBoxを入れてexportしたものをimportしたりしたのだが、HDD形式がvdmk(VMware形式だね)になったりして却って面倒だったような気がする。以下、WHS2011をVMに入れる場合のポイント。

  • メモリは最低2GB有効にしておく必要がある。事実上64bit環境じゃないとVM化はムリやね。
  • サーババックアップを有効にするためにはシステム以外にHDDが1台必要なので、2TBの仮想HDDを2台作っておくとよい。
こんなところだろうか。あとWHS2011メディアはISOファイル化してマウントして最初だけここから起動させること。`VBoxManage modifyvm`で`--biosbootmenu`あたりをいじっておいて、起動後に初回だけcd-rom driveを選べばよい。

で、VBoxHeadless --startvm WHS2011 --vnc --vncport 10000 --vncpass hogehogeのような感じで起動して、別PCからVNCで繋ぐとOK。あとは普通にインストールすればいいのだが、なぜかVNCが800x600にしかならずに画面が見切れてて苦労した :-)

あとはネットワークの設定をちょっといじって終了。